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下水道の種類

2022-02-25
分流式と合流式
分流式
汚水は汚水管に、雨水は雨水管に、それぞれ別々の下水道管で流す「分流式」と呼ばれる方法です。
分流式だと、汚水は下水処理場で処理されるので、川や海への汚水の流出がないのが安心です。
ですが雨がふったとき、道路の表面についたよごれや大気汚染物質などが、雨水とともに川や海に流されてしまうので、川や海をよごしてしまうことがあります。
また下水道管だけでなく、家やビルの排水設備まで分ける必要があるから初期投資にお金がかかります

合流式
汚水と雨水をいっしょの下水道管で流す、合流式と呼ばれる方法です。
合流式は下水管が1本ですむので、建設費が安く管理もしやすいのが特徴です。
ですが大雨がふったとき、汚水のまざった水が川や海に放流されてしまうことがあって、水質汚濁が起こってしまうことがあります。

どちらも一長一短ですが、日本の場合はやくから下水道をつくったまちでは合流式が多く、1970年より後につくられたまちでは分流式が多いとされています。

いかがでしたでしょうか。
実は下水道にも種類があったなんて、驚きますよね。
身の回りの当たり前のようにあるものですが、新鮮な知識です。
今後もこのような身の回りのことを発信していきますので、時たま覗いてください。

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