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建築士って何?
2022-03-23
建築士って何?
建築士とは
建築士は国家資格であり、建築物の設計と工事監理が独占業務です。
設計とは建築工事のための設計図や仕様書の作成のことであり、工事監理は設計図通りに建築物が建てられているか、設計図書と照合して確認することをいいます。また、建築士は建築工事契約に関する事務や建築工事の指導監督、建築物の調査や鑑定、建築物の建築に関する法令などの規定による手続きの代理を行うことも可能です。
建築士には一級建築士と二級建築士、木造建築士という種類があります。
建築士の業務範囲の違い
一級建築士と二級建築士、木造建築士は、設計や工事監理ができる建物の規模や構造が異なります。
木造建築士が対応できるのは300㎡以下の2階建てまでの木造建築物です。
二級建築士が対応できるのは、階数を問わず1000㎡以下の木造建築物と1000㎡を超える1階建ての木造建築物、300㎡以下の木造以外の構造の建築物で、特定建築物は除きます。
特定建築物とは学校や病院、映画館、百貨店など不特定多数が集まる建築物をいいます。
一級建築士は構造や規模を問わず、特定建築物を含めむすべての建築物の設計や工事監理が可能です。
また、木造建築士は大工工事、二級建築士は建築工事業と大工工事業、屋根工事業、タイル・れんが・ブロック工事業、内装仕上げ工事業で、主任技術者や一般建設業の許可の営業所の専任技術者になれる資格です。
一級建築士は建築工事業と大工工事業、屋根工事業、タイル・れんが・ブロック工事業、内装仕上げ工事業、鋼構造物工事業で、監理技術者や特定建設業の許可の専任技術者になることができます。
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